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『フルーツバスケット』 20巻 ・ 感想
おぼろさんの記事を読まなければ、新刊が出てることに気付きもしなかったわ。
慊人が可哀相な女の子になってから、すっかり冷め切ってしまったフルバも20巻ですか。

フルーツバスケット 20 (20) フルーツバスケット 20 (20)
高屋 奈月 (2006/05/19)
白泉社

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慊人の不幸をこれでもかと描写しているわけですが、うーん、作者の思い入れが空回りしている典型的な例になっちゃってるなぁ。

いかに可哀相なんだよと畳み掛けるように描かれても、慊人は傷害3件、殺人未遂1件の犯罪者、精神的な暴行をカウントすれば、罪はもっと増える。
読者に共感してもらうのは無理じゃないですか。
今回もまた、全てを人のせいにして自分をごまかそうと、紅野に対して殺人未遂しちゃってるし。
で、これをなかったことにしちゃうマンガって問題があるんじゃないかと思うんですけれど。

それとこのマンガの親の描き方って言うのがねぇ。
何かトラウマがあれば、親の虐待(精神的なものも含めてね)に持って来て、でもこの虐待の描き方が上滑りして。
随分前ですが、義父に虐待を受けて育った女性の本を読んだんですが、その環境の中でも何とか自分を立て直そうとして行く実話に比べると、その浅さ、ただトラウマ=親の虐待にしてしまう簡易さに、呆れてしまうのですよ。

親でもう一つ。
普通、親は子供に辛い思いをさせてることに負い目を感じるでしょう。
呪いの場合は親のどちらかが一族でなければなり得ないんでしょ?。
だったら親のどちらか、草摩の者である方が自分を責めませんか、普通。
十二支の親たちにそれがないのが不思議でしょうがない。
夾の母親だけはそのことを思い必死に育ててたみたいですが、夾はかえってそれがイヤだったのですよね。
まぁ子供には子供の思いがありますから。

それから紫呉。
作者は腹黒いキャラを描きたかったんでしょうが、でも本当は悪くないのって感じにしたいのが見え見えなんですが、愛情の欠片もないのに好きな女の母親と寝られる男って、救いようがないと思います。
おまけに葛藤もないしね。

こう言う点が、この作者の感覚って、ちょっとおかしいんじゃないの?って私が思っちゃうところです。




けなしてばかりなのも何なので。

今回紅葉と燈路の呪いがとけたわけですが、まず紅葉。
思えば紅葉だけが呪いに縛られながらも慊人に対していたのですが、今回もきちんと話します。
その中で、呪いがとけても本当の家族とは住めない、でもいつか自分が持てるだろう家族と、先の未来へ、動いていく世界へと、歩いていこうと語る姿が良かったです。

そして燈路、妹を抱けることで実感する呪いがとけたことを。
でも複雑な気持ち、それを母親は、一緒に生きてきたんだもんね、一部だったんだもんね、お別れ、さびしいね、と言う、決して呪いのことも否定しない。
良いシーンだと思いました。

最後に、透。
由希と潑春と3人で話している時に、夾が来たことに気付く。
ちょっと会話をし、去っていく夾の姿をずっと目で追っているシーン。
透のセリフは無いのです、でも気持ちが伝わってきます。
あぁ少女マンガって良いなって思えるステキなシーンでした。

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テーマ : 少女マンガ全般
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コメント

理由ですよねー。
誰にでも心の傷はあるものですが、この作品の場合親から、兄弟から・・・呪いは陰湿なもの・・・はとりの台詞でしたっけ。
それに捕われ過ぎているような気がします。

で、同じパターンの親、兄弟の描写。
そしてあっきー。
自分の保身に走るキャラが他人を傷つけてもいい、それで謝りもしないで歩いていってしまうのは草摩なら仕方がないことだって考えるのは作者の大勘違いですよ。
たとえ、特異で異質な存在でも、人として社会と共存しているんですからねー。

紅葉と燈路の場面だけでした・・・。
感動♪
>おぼろさん
心情表現が丁寧で、そこがフルバの魅力でした。
でもここにきて「?」がつきまくりです。
中でもアッキーと家族の描写の偏り具合は、いかなマンガと言えども、許されるレベルの話ではないと思います。

紅葉と燈路のシーンは良かったですよね。
20巻の中の清涼剤的シーンです。

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フルバももう20巻。だんだん草摩一族の謎が解き明かされてきてそれは良いのですが、毒々あっきーの人格形成に関わったキャラの無能振りと人格欠損している親ばかりの描写に疲れを感じて惰性で買っているような今日この頃・・・。あー、今回も辛口感想ご容赦です!!!(..
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