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『獣王星』 6/22 (6/23) 最終回 感想
ヘカテに乗り込むトール達。
独房はほとんど空、それに人口減少の実体を見るトール。
イオⅡ入り口、通信室を通って、コンピューター制御室に向かおうとするが、警備兵が倒れている。
種子の状態で保存されていたキマイラの植物を生物兵器として使うために、ワルキューレが成長促進させている。
植物達を焼くトールとヘザー。
そこへベルソナーが、球根をやらなければ倒せない。
「サード、援護しろ。」と言うトールに「ヘザーだ。」と応える。
これがキマイラの現実、だが生物兵器は植物とは限らない。
「獣王。」

キマイラ。
起動エレベーターに人々を避難させるティズ、ザギ、チェン。
「やっとトールが言ってくれたんだ、子供を作ろうって。」

ヘカテ。
獣王に襲われるトール。
「トール、博士を連れて先に行け。」とヘザー。
ガラス玉のように動かない獣王達の瞳、反応しているだけ、人形ですらない。
獣王達の保存ルームで銃を撃ち続け破壊するトール。
大事なサンプルだという博士にトールは反発する。
「もうとっくに死んでいる。こいつらだって人間なんだ。」
これで一体何を救うと言うんだ、ここまで人間をクズ扱いして・・・。
そしてオレはこの獣王たちを集めて創られた・・・最低の・・・。
「殺してやれ、せめて人間として。」

その時、光が、そして周りが宇宙空間となる。
立体映像。
「乱暴しないで。」の声はトールの母。
ワルキューレの合成ヴォイスによる心理攻撃。
「自転加速装置は発動させなければならないの。地球にはもう行けないから。何故なら地球は130年前に粉々に砕けてしまったから。」
「うそだ。」と愕然とするヘザー。
私は今まで何の為に、名前を変え、肌を変え、今までの自分を消して・・・。
立体映像を壊すトール、ヘザーに「立て。」
人生を否定されたのはトールも同じ、存在自体を否定された。
「少なくともお前は自分で選んだんだろう、選んだ人生の決着ぐらい自分でつけてみろ!!。」

コンピューター制御室。
しかしワルキューレがアクセス拒否し、ボールが止められない。
ワルキューレを破壊するしかない。
しかしワルキューレは動力炉とつながっているので、暴走し、大爆発を起こすと博士は反対をする。
「屋上へリポートに出れば良い。点検用はしごをのぼって。」とヘザー、そしてワルキューレを破壊する。
20分で爆発するのに、40分はかかる脱出路。
「それでもトールだけは生き残るはずた。それで充分でしょう。」とヘザー。

ヘカテより緊急連絡がオーディンに入る。
ボールがルートをはずれ暴走、制御不能。
しかしムーサが根をいっせいに広げている。
発芽期以外成長しないはずのムーサが、まるで意志でもあるように。

キマイラ。
まだエレベーターに乗っていないザギに、早く避難しろとティズ。
「オレはギリギリまで見届ける必要がある。それにトップの友達を無事に連れて行かなきゃ。」
トールはザギに止めをささなかった、だから友達とティズは言う。
「オレとあいつの差はお前みたいなバカに惚れられるかどうかかも知れんな。」とザギ。
そこに黒輪の生き残り、ザギに銃を向ける。
ザギをかばって撃たれるティズ。
地震による地割れがおき、クレバスにティズとザギはのまれてしまう。

ヘカテ。
点検用はしごを登る最中にベルソナーに襲われる。
博士が犠牲になりトール達を逃がす。
「行け、最後の子供。」

クレバスの中。
ティズは瀕死状態。
「トールは強いけど泣き虫だから、オレがいないと・・・。だから帰る、トールの所へ・・・。」そう言って命が尽きるティズ。
ティズの亡骸を抱きかかえ音のするほうに行くと、ムーサの根がボールを止めていた。
「見ろよ、ティズ。これがキマイラの意志だ。」

ヘカテ。
ヘザーが爆発の揺れによって落ちる、その手をトールがつかむ。
「上がって来い。」と言うトールに、ヘザーは
「離せ、お前まで一緒に落ちる。私の一生を無駄にしないでくれ。」と。
「そんなこと言っても離さないよなぁ。」とそれはサードの人格。
カリムを殺したのもサード。
ありもしない星のためにサードなんて人格を創って、地獄に堪えてきた哀れな軍人の物語。
「そろそろ幕引きの時が来たようだ。」と銃を額にあてる。
「帰れよ、キマイラに。ティズが待ってるぜ。トップ。」
銃を撃つサード、底へ落ちて行く。

ヘリポート。
サードの手袋を持つトールの肌が変化している。
こんな状況でも次の形を考えている、どこまでも生きようとあがくDNA。
「ダメ。」とティズの声。
「そんなところに居ちゃダメ。こっちよ。」
トールはティズの元に駆け寄る。
「帰ろう。」と抱き合う二人。
そこへ避難用の船。
ティズの姿はない。

トールの無事で人類の存続を確信したオーディンは、2度とキマイラには干渉しないと言う。
「旧人類にはキマイラは必要ない。」
「ずっとあの星から出たいと思っていた。でも今はあの星が希望だ。」とトールは告げる。

キマイラ。
チェンとラダが子供を助ける。
リングは崩壊、政府からの援助もなくなって、食料に余裕はない。
けれどチェンは「“上”に行くために無駄に争うことも無くなった。」と言う。
そこへトールが来るが、その姿はサードに酷似。
子供に「名は。」と問いかけるトールの瞳だけは前のままのブルー。
「名が無いならやろう。」
ティズだ。
希望と言う意味だ。
よく覚えておいで。




返す返すも先週見れなかったのが痛いのですが・・・。
原作の感想にも書いたこととダブりますがざっと思うところを

まずヘザーとサード。
「サード。」と呼ばれて「ヘザーだ。」と応える程、自分の人格はこちらなのだと拘っていたにも係らず、トールに自分の手を離せと説得し、自ら死を選ぶシーンでは、サードが出てくる。
よりトールを理解し、また強い意志を持つほうの人格が必要だったと言う所でしょうか。

ザギですが、どうして作者は獣王戦で死なせなかったのだろうと思ってたのですが、トールの代理として“キマイラの意志”を見るべき人間が必要で、それにふさわしい存在がザギだったのかなと。
もう一人の獣王候補として、トールとは陽と影のような存在であったと思います。
ザギの生死ですが、同じ状況でトールは助かったわけですが、あれは創られたDNAのラストチャイルド・トールだからこそ可能だったことだと思います。
そしてこの物語はそれを創っていった主要キャラの中でトールだけが生き残るストーリーだと思うので、少なくとも作者はこの時点ではザギは死亡と思って描いているのではないかと。

トールがラスト、サードとそっくりの姿で登場しますが作者は極端に、滅び行く人種=白人で、政府側はほぼそれで占められており、一方キマイラでたくましく生きる人種=有色人種、としています。
トールはキマイラに落とされても政府の管理下にある時は白人でした。
それを離れた時点でキマイラ人たる有色人種に変化したのでしょう。
サードにそっくりなのはファンサービスかと。

ティズが死ぬのは、トールと言う創られたDNAを残さない為だと思います。
あくまで自分の力でキマイラと順応する“キマイラの人種”である者の遺伝子だけが残るのであって、トールはやはり“ラストチャイルド”なのでしょう。
だから“希望”はあくまで“ティズ=キマイラの象徴たる人”という名なのだと思います。

作画は綺麗だし、よく出来たアニメだと思います。
トールが獣王になった以降にもうちょっと時間をかけて欲しかったなと言う気もしますが、11回じゃしょうがないか。

ティズは最後まで可愛い女の子でしたね、これはこれでまぁ良いかと。
一途でバカなところはちゃんと描かれていたので。
でもやっぱりたくましさが加わっていれば、作者の意図するところがクリアに伝わったとは思いますけど。

でサード。
アニメだけの人にはネタバレになるので今まで書きませんでしたが、原作を読んでいたので、サードがヘザーの創られた人格だと言う事は知っていたわけです。
で、ヘザーは政府側人間で白人、サードはキマイラで生き抜くために創られた人格で有色人です。
この二人は全く違う人格でもっとメリハリをつけて欲しかったです。
だからサードの話し方、淡々としたもの言い、強く言うべきときでもそれが出ない話し方にずっと不満でした。
これを製作者側が意図したものか、声優の力量かは分りませんが、サードに関しては良くなかったと思います。
私は原作ではサードのファンでしたが、それを離れても、残念です。

反対にザギ。
もう製作者サイドはザギびいきでしょう?と訊ねたくなるほど、原作を越えてよく出来てたかと。
丁寧だったものねぇ、どのシーンの描写も。

こう言う回によって出来不出来がない、見ごたえのあるアニメが週2、3本でもあると幸せなんだけどなぁ。
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テーマ : 獣王星
ジャンル : アニメ・コミック

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コメント

早いですー!
あと2,3回くらい入れてサードのこと、キマエラのこと、トールのことを詳しく描いて欲しかったですね。

サードの意思ですが、アニメで見る限りでは最後に自分が政府側の人間であることよりもサードとして生きた自分を肯定してみる、トールと一緒にいられたことを良かった、と思わせるような表現だったのかな、と思いました。

ザギ・・・死んでしまうのは残念です。
彼も傍観者として生きていくのは辛いからここで死なせてあげるべきなのかな。
涙・・・。
>おぼろさん
せめてあと2、3回足して、もうちょっと描いて欲しかったです。
特に自分が創られたDNAだと知ってからのトールの絶望感があまり出てない気がして・・・。
それがあるからティズとの事も進んで行った訳で。

サードですが、原作ではこういう場面になるとヘザーはサードを頼るのさ、と言うシーンがあるんですね。
どうもその先入観に私が捉われていたのかも、原作を読んでしまっている悪い点ですね。
私は両方の意味があると思ってるんですよ。
ヘザーは自分では説得できない、トールはサードが作った獣王、だからサードにまかせた。
サードは、トールに別れを告げるのはトールとすごした自分の方。
サードの人格は消したはずなのに、二重人格のように残っていたんでしょうね。

作者はザギも気に入ってるみたいだし、案外ひょこっと読みきりでも描いてくれるかも。v-290
ああー時間がずれてたとは!
ひーん;;
見逃しちゃったよぉー
録画を巻き戻したらサッカーサッカー…
WCのばかやろおー!
こんばんは
ちょっと時間がたってしまったのですが・・・。

終わりの2回くらいはもう少し丁寧に話を作ってほしかったな~、と思いました。最後急ぎすぎ。

原作では感じなかったけど、銀髪になったヘザー(サード)とトールの区別がつきにくかった私です。

コミックスの完全版には最後にザギの話が入っているのですが、mamさんが持っているのはそれじゃないですか?
>ばななさん
やってしまいましたか。
私は先週、録画予約を深夜過ぎだから翌日になるのに、当日で入れてしまい失敗しました。

すごくショックでした。
>こっこさん
完全版は買ったので、ザギの読みきりは読みましたよー。

マンガ家によっては、連載が終わってからもある日ポツーンと番外編の読みきりを出したりすることがあるので、また描いてくれないかなぁ、と。v-290

ちょっと急ぎすぎでしたよね、最後の方。
ではどれを削って時間を作るかとなると、これも難しい・・・。
あと2、3回やって、話に厚みが欲しいところでした。

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『獣王星』のトールです。厳しい環境下で生き抜いてきたお方なので、表情も厳しく、目線もキリッと・・・を目標に描いてみたのですが、けっこう優しい顔つきになってしまったような・・・。コロニーの名門家系で何不
トールが侵入者と認められ。。アニメ獣王星最終回です。
獣王星も最終話!作画のクオリティが最高すぎる…!叫びたいことはたくさんありますけど、一番はティズぅぅぅぅぅぅぅう…!!ってことです。もう…ひどいよ…!※ネタバレあり
内容的には盛りだくさんなのに、もう終わっちゃうの!?という最終回でした。自転加速装置を止めるためにワルキューレへと向かったトールたち。しかし、防衛コンピュータに敵と判断され...
サブタイトル「希望」  ヘカテの研究施設に潜入するトール。  そこでは、驚くべき事態が彼を待ち受けていた...
ついに最終回です。なんだかアッと言う間でした。特に青年トールが出て来てからは早かった。贅沢を言うなら、倍の尺でやって欲しかったですね。全26回ぐらいで。いや、せめて13話ぐらいだったらな。光一さんの声優ぶりは、もう正直驚きの一言です。この人こんなに上手かった
ひー!ティズがあああ!!!そしてトールがシュヴァリエだったとは!!!(違!!!)「希望」・・・しかし、トールの心が癒えるまでどのくらいかかったのでしょう。ティズと一緒の生活こそが「希望」だったのに・・・。「希望」キマエラの自転加速装置を止めるために制御..
プロフィール

mam

Author:mam
『よろず屋の猫』の支店です。
本店はhttp://plaza.rakuten.co.jp/yorozucat/です。

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